なんと昨年末にコロナを発症し、年末年始のいろいろとバタバタする時期を療養生活していたため毎年恒例の年間ベスト的な記事の投稿も遅れてしまいました。
これまでSpotifyをメインにサブスクで聞いていたのですが、AppleMusicとAmazonがロスレス配信をはじめたのでAppleMusicに切り替えました。AirPlayでオーディオレシーバーに飛ばして聞くことで、ほぼCD同等の音質で聞くことができます。
それでは、2022年を振り返って個人的に良く聞いたお気に入りの音楽アルバムを紹介します。
藤井 風 | LOVE ALL SERVE ALL
何と言っても、すでに記事を投稿していますが藤井風のLOVE ALL SERVE ALLですね。聴くほどに凄いなと驚きです。
DOMi & JD BECK | NOT TiGHT
やっぱり来ましたか、と言う感じかもしれません。
とにかく最初に聴いた時の「何?」という感覚は忘れられないです。
アルバム1曲目はとても聞き心地のいい幕開けで「気持ちいいなぁ」と思っていたら、2曲目のWHATUPで強烈なリズムセクションが出来てきて、その後もボーカル曲があったりキャッチ―なメロディも出てくるんだけど、それと同じぐらい複雑なリズムや進行もあって、ああこれは何と言う音楽なんだと、とっても不思議な気持ちになります。
かと言って難解というわけでもなく聞き心地とのバランスが凄いです。さらにこれを自分たちで演奏しちゃうという。
LOVE PSYCHEDELICO | A revolution
5年ぶり8枚目のオリジナル・アルバムとなります。
アルバムタイトルにもなっている「A revolution」で幕開け。かっちょ良いです。他にもありそうな曲調と思いきや聴くほどに他と一線を画す一曲となっております。
2曲目以降は次から次へと雰囲気の違う曲が続いて飽きさせません。それでいて一本筋が通っている。素晴らしいです。
とにかくアルバムを通してどの曲もキラキラと光っているのでアルバムとしても完成度が高く何度も聴いてしまいます。ちなみにラストの「Sally」はクリスマスソングであります。
今井優子 | Spell of Love
デビュー35周年おめでとうございます。でもってニューアルバムです。
最近のシティポップ流行りで今井優子も注目されているとのこと。
ギタリストのYUMA HARAも参加しています。
ともかく、完全に私のツボなので聴きまくったなぁと。
アレンジがね、まさにこう来てほしいという部分がその通り、いやそれ以上のかたちで展開されていて最高に気持ちいいです。まさに痒い所に手が届くという感じ。
アルバムのほとんどの曲がオリジナルってとこも意気込みを感じます。
宇多田ヒカル | BADモード
宇多田ヒカルです。実はこれまであまりちゃんと聞いてこなかったアーティストの一人なのですが、何故かこのアルバムはよく聴きました。なんでだろ。
ほとんどの収録曲はドラマや映画の主題歌やCMソングになっている、ということは後で調べて分かったのですが、アルバムとしての完成度が高く一つの作品としてまとまっています。
それでいて適度に力の抜けた感じが私には心地良かったです。
11曲目からのボーナストラックは別で聞く方がいいと思うので、アルバム通しで聞くときは10曲目で終わるのがよいと思います。
Nagie Lane|待ってこれめっちゃ良くない?
男女6人 ネオCITYPOPサウンドの次世代のアカペラグループということで、確かに日本ではこういうスタイルのアカペラグループってあるようで無かった気がします。
個人的には、好きだったアカペラグループのVox Oneを思い出させました。
アカペラでアルバム最後までしっかり聴かせるというのは、なかなか大変だと思うのですが途中で飽きることもなくとても素敵な音楽体験が得られるアルバムに仕上がっています。
前作もとてもよく出来たアルバムなので両方聴くとさらに美味しいです。
シンリズム | Musica Popular Japonesa
実のところこのアルバムを一番聴いたんじゃないかなと思うぐらい大好きな作品です。
アルバムタイトルのMusica Popular Japonesa、略してMPJはブラジル音楽のMPBの日本版的な意味合かと思うのですが、いやほんとお見事です。ブラジル音楽をベースにキャッチ―でポップな曲たちが次から次へと繰り出されてきます。
なんとなく緩い感じ(失礼)のボーカルもいい塩梅にマッチしています。