2023年によく聴いたアルバム

AppleMusicのReplay’23を参考に今年よく聴いたアルバムの中から2023年にリリースされたものを紹介します。

KIRINJI | Runner’s High

このアルバムは文句なしに一番聴きましたね。聴くたびにどんどん良くなっていく最高の一枚であります。

やっぱり KIRINJI
さすがの安定感でございます。 KIRINJI | Steppin’ Out 2019年の「cherish」、堀込高樹のソロ・プロジェクトとなった2021年の「crepuscular」とマイ・フェイバリットとなっているアルバムが続いていて、今作も期待しておりまし...

 

脇田もなり | Uni

このアルバムは外出時によく聴いていました。ノリのいいグルーブが歩くスピードを上げてくれ、キャッチーなメロディとアレンジの良さで気持ちも上がってきます。2曲目の「UNI」から「PLACE」へ続く流れが最高!

うに?
脇田もなり|UNI コロナ禍を経て4年ぶりとなる4枚目のアルバム。 Dorianの全曲プロデュースということで統一感のあるポップスが凝縮した素敵な作品となっております。 2曲目のアルバムタイトル・チューンとなる「UNI」は自然と体が動き出すノリのいい曲で聴いて...

 

Miguel Atwood-Ferguson | Les Jardins Mystiques, Vol.1

長年にわたってLAシーンの発展に貢献してきたキーパーソン/現代屈指のミュージシャン/作曲家/編曲家/オーケストレーターとして活躍するミゲル・アトウッド・ファーガソンが、熱心な音楽ファンの誰もが待ち望んだデビュー・アルバムをリリース!50人以上の豪華ゲストが参加し、全52曲、3時間半におよぶ規格外の超大作!

ということでガッツリ聴こうとすると気合のいるアルバムですが、仕事中の相棒としてよく聞いていました。3時間半もあるので、集中状態の時に、音楽が止まると思考も止まる、みたいなこともありませんし、プレイリストのように色々なアーティストの曲が流れて空気感がガラッと変わってしまう、みたいなこともありません。

しかも、展開される音楽は風や水の流れのように自然でありながら、耳を澄まして聴けばその音楽に心を奪われる瞬間があり、一曲それぞれに表情があって飽きません。

楽曲のタイトルは、スペイン語、スワヒリ語、サンスクリット語、古代ギリシャ語、日本語、ヘブライ語など、国際的な言語や伝統から引用されているそうです。

CDだと3枚組という大作でありますが、タイトルにはVol.1とあるんですよね。どうやらVol.3まであるのだそう。続きも楽しみです。

 

uruwashi | Live in the moment

AppleMusic 総再生回数100 万回を超えるビートメイカー”uruwashi”
自主レーベルBEDROOM CHILL RECORDS から初フルアルバム『Live in the moment』リリース!

耳に心地よい今風R&Bをベースにきらりと光るメロディライン。このアルバムもよく聴きました。

8曲目の「This is Love」では、ギターソロとボーカルがまさに歌う感じの熱めの楽曲になっていて良いフックになっています。

全13曲どれもいい曲ばかりで、つい再生ボタンをタップしてしまいます。

 

12 | 坂本龍一

2023年は、高橋幸宏、大橋純子、ボビー・コールドウェルなど、好きなアーティストの他界が続く年でした。そして、坂本龍一も、これが最後のアルバムとなってしまった。
「async」から約6年、どんどん音はシンプルになり、「12」では呼吸するかのように美しいピアノの旋律が聞こえてきます。

 

ちなみに一番多く聴いた曲は、久石譲がドイツ・グラモフォンと契約して出した最初のアルバム「A Symphonic Celebration – Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」に収録された「ONE SUMMER’S DAY (THE NAME OF LIFE) (ENGLISH VERSION) (映画『千と千尋の神隠し』より)」でした。