ファーストアルバム「Colorful Monster」から6年。6枚目のアルバムがリリース。
Little Glee Monster|Journey
リトグリを最初に聞いたときの衝撃は今だに覚えています。ライブが特に印象的で、なんて歌の上手い子たちなんだ!と。当時、メンバーは中学生だったのが信じられませんが、その後成長とともにハーモニーの美しさや歌の深みもさらに進化しています。
何よりも楽曲のアレンジがこなれて来たことが嬉しいです。あとは、マスタリングをもっとナチュラル指向にしてください。音圧を増すことでボーカルの陰影がつぶれているのが残念です。CDもいろいろなバージョンを出すんだったらマスタリングの違うバージョンを是非出してもらいたい。
さて、リトグリの最新作です。印象的には4作目の「FLAVA」と同系統の作品と感じます。最近のリトグリは、いわゆる王道のいい曲的なまとめ方が増えていて、それはそれで感動的なのですが以前から言ってるように「Joyful Monster」の路線でさらに大人っぽくしたアルバムも出してほしいなぁ。
とはいえ、今回もヘビロテで聞いたわけです。結局好きなんですね。
今回のアルバムではラストの「WONDERLAND」がダントツで良いです! いやほんまに。
今までにない楽曲でありながら、リトグリの良さが目一杯引き出されています。ストリングスのアレンジが秀逸ですよね。この曲を聴きたいがためにまたアルバムの一曲目から再生してしまう、というループにはまります。
この「WONDERLAND」を最初に聞いた時は、バッハのブランデンブルク協奏曲の第6番1楽章を思い出したんですよね。まあ、これは余談ですね。