静寂とPASSION

前回に引き続き仕事をしながら聴く音楽、ということで。

原 摩利彦|PASSION

前回の「DARK, TROPICAL.」はエスニックなグルーブの作品でしたが、今回はより静かで美しい音楽を紹介します。

もちろん、静かで美しいだけではありません。

特に2曲目の「Fontana」では、笙の音が効果的に使われていて、そこに電子音が絡んで音が鳴っているのに何故か静寂さを感じるという不思議な曲。

4曲目はピアノを即興で弾いた作品。5曲目からはピアノによるメロディックな曲が続きます。

何かに集中しているときは聞こえなかった音やメロディが、ふっと集中が途切れた時に優しく耳に語り掛けてくる、そんな美しい素敵なアルバムだと思います。

確かに良いけどややストイックかな、と思った人にはこちらのアルバムもおすすめ。