鳥肌もののピアノ・カバー集 だってチリー・ゴンザレスですから

この11月に「シンフォニアクス」が来日するというニュースを聞いて彼らの演奏をYoutubeで見ました。クラシックをうまく料理して、アコースティックな美味しいところはそのままに、踊れる音楽に変えてしまうアレンジセンスと演奏が素晴らしかったです。

こういうのって原曲の雰囲気がかなり変わってしまうことが多いのだけど、サジ加減が絶妙でいやらしくないのがイイですね。

バッハ「無伴奏チェロ組曲第1番」

「シンフォニアクス」は、クラシックだけでなく「コールドプレイ」や「ダフト・パンク」もカバーしていています。

いやー、11月発売のアルバムが楽しみですね。

Chilly Gonzales|Other People’s Pieces

で、思い出したのが「チリー・ゴンザレス」のアルバム「Other People’s Pieces」です。2018年の11月に日本独自企画盤として発売されたものです。

タイトル通りカバー集でして、「ダフト・パンク」「ドレイク」「ドクター・ドレー」などの曲のカバーやメドレーで構成されています。

あの天才ピアニストである「チリー・ゴンザレス」がピアノでカバーするわけですから期待も高まります。そして、聴いてみると、これがもう期待以上でして、やっぱスゴイなと。

なんというか、とにかく美しいのですよ。
ピアノだけでなく、弦やボイスも効果的に使われています。

まさに芸術の極みという感じ。