J.A.M | Silent Notes
やっと出た、という感じ。5年ぶりかぁ。
J.A.Mは、SOIL&”PIMP”SESSIONSのピアノの丈青、ベースの秋田ゴールドマン、そしてドラムのみどりんによるピアノ・トリオ。
このアルバムは4枚目の作品になりますが、J.A.Mもいい意味で落ち着いてきたなぁと思わせるサウンドになっています。なんというかピアノ・トリオというイメージに合ってきた気がします。
まあ、その分トガった感じは薄らいできたのですが、アルバムタイトルが「Silent Notes」だし、タイトルと中身、そしてジャケットのイメージが見事に合っていると思いますよ。
4曲目の「Book of Love」は、ボーカルの L.D. Brownをフューチャーしたナンバーで、ローズの甘い音色とゆったりとしたボーカルが心地よい、包み込まれるようなサウンドになっています。
フラメンコギターの沖仁をゲストに迎えたラストの「Alone」に至るまで、グルーブを感じながらも上質な音楽が流れていきます。
次に何を聴こうかな、と悩んだ時についこのCDに手が伸びてしまうような、そんなアルバムです。