プラスティック・ラブが熱い。
プラスティック・ラブは、竹内まりやが1984年にリリースしたアルバム「Variety」に収録されていた曲です。当時は、シティポップと呼ばれる都会的なサウンドの曲が多くリリースされていましたが、このプラスティック・ラブはそれらの曲の中でも一際輝いている名曲だと思っています。作詞・作曲は竹内まりや本人、アレンジはもちろん山下達郎ですね。
プラスティック・ラブ|竹内まりや
このアルバムは、竹内まりやが活動を休止中に書き溜めた曲が詰まった復帰後のアルバムで非常に充実した内容となっています。
で、プラスティック・ラブですが、YouYubeで海外でも人気となり、最近ではtofubeatsがカバーして話題になりました。なぜ、tofubeatsが?という気もしましたが、この不朽の名作が話題になるのは嬉しいものです。
田中裕梨
竹内まりやのオリジナルはもちろん素晴らしいのですが、田中裕梨がアルバム「CITY LIGHTS 2nd Season」でプラスティック・ラブをカバーしています。これがですね、なんとも素晴らしいのです。ボーカルの田中裕梨の声質が、この曲に合っていることに加え、細かい歌い回しが絶妙で、曲の意味的には、オリジナルをある意味超えているのではないかと個人的には思っています。
アレンジも、オリジナルに忠実な感じで安心して聴けますね。これは良いです!
ちなみに、この曲を私はカラオケで歌ったことがあるのですが、曲の素晴らしさと歌った時の気持ちよさは、必ずしも一致しないってことに気づかされましたね。まあ、無謀なトライだったのかもしれませんが。
なんというか不完全燃焼感が半端ないですね。実は同じように感じる曲が他にもあって、それは、ゴダイゴの「銀河鉄道999」、米米CLUBの「浪漫飛行」なんです。みなさんも一度カラオケで歌ってみてください。閑話休題。
魅せられて|ジュディ・オング
カバー曲ということで是非紹介しておきたいのが、ジュディオングの「魅せられて」です。
これは、1979年にリリースされ、大ヒットした曲で、エキゾチックで洗練された曲とアレンジは、さすが筒美京平ですね。
デーモン閣下
この曲のカバーで唸らされたのが、聖飢魔IIのデーモン閣下のカバー・バージョンであります。意外な取り合わせだと思いますが、実はデーモン閣下はカバー曲のアルバムを複数リリースされているんですよね。最近まで知りませんでした。。。
ヘビメタの「魅せられて」ってどうなるの?と想像できなかったのですが、聞いてびっくり、かっこよすぎます。ジュディ・オングのオリジナルにある、ある種のエロさが、見事に昇華され楽曲の良さがストレートに伝わってきます。是非聴いてみてください。
ちなみにオリジナルはこちら。
デーモン閣下のアルバムには、中島みゆきの「地上の星」も収録されていて、これも最高にかっこいいですよ。