ビョークのカバー曲、そして次は何故かドリー・パートン

私の住んでいる地域ではまだ蒸し暑い日々が続いていますが、着実に季節は秋に変わりつつありますね。こんな時はジャジーな女性ボーカルを聴きたくなります。とはいってもバリバリのジャズというよりは、こんなアルバムがいいですね。

Sara Gazarek | Distant Storm

7年ぶりのニューアルバム。以前のアルバムも聴いたことがありますが、断然この作品のほうが好きですね。

一曲目のイントロからちょっと変わったグルーブがあって、そこにボーカルが絡んできて、ホーンの音色も渋い。洒落てますね。

サラ・ガザレク自身の私生活に起こった出来事が、このアルバムに影響を与えているとインタビューに書かれていましたが、そのためかボーカルの陰影が色濃くなって説得力が増している気がします。

6曲目の「Cocoon」は、ビョークの曲のカバーでじっくりと歌いこまれていて、しっとりとしたムードに聞き入ってしまいました。

さらに、続く7曲目がドリー・パートンの「Jolene」でして、なかなか斬新なアレンジで原曲の雰囲気がはぼ無いという。でも、カッコいいっす。

Spotifyで「sara gazarek」で検索してもこのアルバムは出てこなくって、サブスクで配信されてないのかと思ったら、「サラガザレク」で検索すると出てきました。やはり、日本語と英語(またはローマ字)で検索しないとだめですね。