高校時代に、あの小曽根真の目に留まった人。というところからして只者ではない感。
石川紅奈 | Kurena
小曽根真の目に留まったというぐらいだからピアニストかと思いきや、ベーシストです。しかもウッドベース。
さらに、丸の内コットンクラブのライヴ映像「オフ・ザ・ウォール」が、2023年6月時点で180万回超という再生回数を記録。これがベースと自身のボーカルのみという攻めたスタイル。でありながら、ボーカルはナチュラルな歌唱で意表を突かれる。
見た感じもカリスマ性というよりは、身近にいるお姉さん。だけど、ウッドベースをゴリゴリ弾く。でもって、グルーブ感半端ない。自ら作編曲もやる。
アルバムジャケットはシンプルなモノクロのポートレート。で、撮影はYuji Watanabe。
なんだか凄い、でもって捉えどころない感じですが、音楽イイネ!であります。
1曲目はパットメセニーを思い出させるスムーズな曲。ボーカルが気持ちいいです。
2曲目の「500マイルズ・ハイ」では、小曽根真がピアノを弾いております。
今回は自作曲とカバーが半々というミニアルバムで名刺代わりの作品という感じでしたが、次回はガッツリとアルバムを聴いてみたいですね。