tofubeats | REFLECTION
tofubeatsが竹内まりやのPlastic Loveをカバーした時は、なぜtofubeatsが?と意外な感じがしてよく覚えているのですが、あれから3年。前回のアルバム「RUN」から4年を経てのニューアルバム発売であります。
どちらかというとボーカルを聴くというよりサウンドを聴くタイプのアーティストだと勝手に分類していて、そういう意味では坂本龍一に近いところにポジションが置かれています。
今回のアルバムは特にサウンド的にとても面白いです。
冒頭の「Mirror」では電車の駅のアナウンスや機械音が効果的に使われていてアルバムのイントロ的な曲、そのあとに切れ目なく2曲目の「PEAK TIME」につながっていきます。この「PEAK TIME」はループ音の組み合わせが絶妙でタイミングがズレたかと思えばグルーブがさらに増していくという感じがクセになる傑作です。ボーカルのメロディが今っぽいのも面白いですね。3曲目の「Let Me Be」までがひとまとまりの曲という感じです。
その後もゲストが参加した曲をとりまぜながら進み、中村佳穂がボーカルの「REFLECTION」ではドラムンベースが聴けます。ラストの「Mirai」で締めくくられます。

REFLECTION (通常盤)
4年越しで制作したアルバム「REFLECTION」が遂に完成 tofubeats、4年越しで制作した通算5枚目のフルアルバム「REFLECTION」。これまでの活動を経て自身の歌唱作品は勿論、ダンスミュージックからボサノヴァまでが共存しながらも、中村佳穂、Neibiss、Kotetsu Shoichiro、UG No...