6月ごろに録画したNHKのSONGSという番組を先日やっと見ることができました。
取り上げられていたアーティストは、八神純子さん。番組の中で「みずいろの雨」や「パープルタウン」を歌っていて、何とも懐かしい気持ちに・・・。
3.11以降、日本での活動を再開されたようですね。
それにしても「みずいろの雨」がヒットしたのは1978年かぁ~。なんか時代の流れを感じるなぁ。
「パープルタウン」「Mr.ブルー」などのヒット曲を出し、後にジョン・スタンレー氏と1986年に結婚。NYに住居を移して音楽活動を続けていたのですが、時代の変化もあってビッグヒットは出ませんでした。
多くの人にとって八神純子と言えばハイトーンボイスの澄んだ歌声のイメージだと思いますが、ジョン・スタンレー氏がプロデュースした1985年のアルバム「コミュニケーション」は、それまでのイメージを打ち破って自分のやりたい音楽を、やりたいスタイルで表現した作品でした。
ファルセットボイスよりも地声で歌うことを優先したボーカル、変化にとんだメロディー、耳に残るコーラスなど聞きどころは満載。
彼女のアルバムのベストは?と聞かれたら、私は迷わずこの作品を選びます。
これまでのあらゆる制約から解き放たれて自由に表現された楽曲を聞くと、自分自身が抱えているいろいろなわだかまりも晴れていくような気がします。
このアルバムは長らく廃盤になっていて中古CDは高額で取引されていたのですが、このたびめでたく再リリースされた!・・・と思っていたら、既に在庫がなくなっているようですね・・・。
どこかの中古CDショップで見つけたら、ぜひGETして聞いてみてください。