12月になって良い作品が多くリリースされてます。スティングの新作もリリースされましたしね。
KIRINJI | crepuscular
黄昏、薄明り、夜明け前といった意味のcrepuscularがタイトルです。
2年ぶりということでコロナ禍を経験して作られた作品となります。前回はバンド体制での最後のアルバムとなったため、今回は新しいメンバーがバックを担当しています。とはいっても、前作のたたずまいを踏襲したサウンドだと思いました。どちらかと言うと前回の「cherish」の方がファンクなノリがある印象です。ボーカルは今作の方が安定感が増した気がします。
映画『鳩の撃退法』のために書かれた「爆ぜる心臓」がアルバムの中で異彩を放っていますが、直前の「ブロッコロロマネスコ」がインスト曲であるため流れ的には緩急があっていい感じです。
YONA YONA WEEKENDERS
以前からも紹介しているバンド「YONA YONA WEEKENDERS」のフルアルバムが遂にリリースされました。タイトルがバンド名ということでセルフタイトルと意気込みが感じられます。
これまでのEPでリリースされた曲よりは渋めの曲が並びますが、聴けばわかるオリジナリティは健在です。聴けば聴くほど味わい深いスルメのようなアルバム。