イントキシケイト intoxicate vol.123

イントキシケイトVol.123が発行されました

イントキシケイト (intoxicate)は、タワーレコードが隔月で発行するフリーマガジン。メジャーな音楽情報に埋もれがちだけどキラリと光る音楽情報を扱う雑誌です。タワーレコード店頭などで無料で入手可能です。

”お茶の間カルチャーショック”と謳ってはや10数年! タワーレコード発、ポップ&シリアスな視点で音、映像、言葉が紡ぎだすアートを紹介いたします。
-intoxicate facebook pageより –

vol123

表紙は、大原治雄写真集「ブラジルの光、家族の風景」から。印象的な表紙ですね。

今回もさまざまなアーティスト作品が取り上げられていますが、その中で「コレは!」と思ったものを紹介します。

婦人倶楽部

まずは、「婦人倶楽部(FUJINCLUB)」です。佐渡島に暮らす普通の主婦が集まって結成されたそうです。メンバーは、4名の婦人と黒子1人の5名構成です。このご婦人たちの素性は一切明かされておらず顔出しもNGとのこと。

仕掛け人は、ユニットのプロデューサーである佐藤望氏。一年ほど佐渡に暮らしていたそうです。

サウンドは、佐渡島の民謡をベースにした今風のエスニックなものを想像していたのですが、聞いてびっくり。しっかりJポップしてます。「アイドルが歌っている曲です」と言われたらそのまま信じてしまいそうなぐらいポップでキラキラしたサウンドです。私らの世代だとピチカートファイブとかを思い出しますね。

佐藤望氏へのインタビュー

佐渡で結成された謎の音楽ユニット“婦人倶楽部”を追う

piano cloud series – Volume One

次に紹介するのは、スウェーデンのポスト・クラシカル専門レーベルである1631 Recordingsからリリースされたピアノ・ソロ作品を集めたコンピレーション・アルバムです。

一曲目はニルス・フラームの作品で、さまざまなアーティストの作品が全20曲おさめられています。静謐なピアノ・ソロが部屋の中に漂います。これからの季節にピッタリかもしれませんね。

intoxicate vol.123 タワーレコードサイト