さかいゆう / 4 YU

いま、ヘビロテ中のアルバムが、さかいゆうの「4 YU」です。

私の年代だと山下達郎や角松敏生を彷彿させるサウンドで、軽快でノリの良いグルーブは聴いていてとても心地いいです。

冒頭の「So Run」が、特にお気に入り。8曲目の「SELFISH JUSTICE」の疾走感あふれるグルーブを聴いていると、心がウキウキしてきます。「下剋情緒」は、ジャージーなジャズボーカル、「あるギタリストの恋」は王道のバラードなど、サウンドがバラエティに富んでいて楽しめます。

ボーカルもサウンドも安定感があり、純粋にさかいゆうの音楽に浸ることができます。そのぶん、いわゆる毒気というのは少な目なので大ヒットにはつながりにくいかもしれません。

限定盤はCD2枚組でして、もう一枚はカバー集になっています。これを聴くと是非ライブできいてみたくなりますね。特に「よさこい鳴子踊り」は必聴。この路線もどんどんやってほしいな。