衝撃のアルバム We Are King / King

King | We Are King

久しぶりに衝撃を受けたアルバムに出会いました。

Kingは、パリスとアンバーの姉妹、そしてアニタの3人の女性ヴォーカルのグループです。タワーレコードの紹介文によると何やら凄いグループのようです。

デビュー前にも関わらずロバート・グラスパー・エクスペリメントのヴォーカリストとしてグラミー賞を受賞し、ケンドリック・ラマーにサンプリング使用され、プリンスやジャム&ルイスやエリカ・バドゥもお気に入り…という恐ろしく前評判の高い大型新人!フォーキー&ジャジーでときにエレクトロニックなムードを駆使して紡ぐR&B/ネオ・ソウルはその評判に違わぬ高品質。(タワーレコード)

これがデビューアルバムってこともびっくり。

いわゆるR&Bなソウルかなと思って聞き始めると、見事にそれは裏切られます。じゃあ誰もついてこられないような尖がったサウンドか、というとそうでもない。コーラスワークやサウンドアレンジは、ふわふわとした浮遊感を感じさせる気持ちいい音です。

でも、今までに聞いたことがない音楽なんです!!

まさにネオソウル。1曲目から音楽の進行がまったく予測できないのです。

ブラコンの王道の予定調和的なアレンジがほとんどなく、次はこう来るだろうな、「きたー」という聴き方ができないので、最初はこの音楽をどう聴いていいか脳が混乱するんですが、そのうち流れる音楽に身を任せられるようになると、サウンドの気持ち良さもあって意識がトリップ状態になります。「気持ちいい~」ってなるよ。

amazonで試聴できますが、ぜひアルバムを購入して全曲を通して聴いていただきたい。